整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

契約工場への入庫誘導

 


f:id:carrot_leaf:20210204203513j:image

 道幅はそんなに広くないが、駐車違反ではない場所に車を止めていて、後方から追突されたユーザー。

 過失割合は当然、100:0で被害者(弊社ユーザー)と加害者が一緒に警察に行き、そのまま弊社に来店した。

 

 弊社では交換しなければならないと思われる部品をピックアップし、写真を撮って概算見積書を作成。

 走行に支障のないこと(軽トラックでリアパネルとリアゲート交換)を伝え、入庫予定日は部品入荷後に相談するとしてこの日は乗って帰ってもらった。

 

 その後、相手保険会社から連絡があり、見積り額と作業日数(2日間)、代車の話をしたが、電話を切ってから相手保険会社は、被害者(弊社ユーザー)に直接電話をし、保険会社の自社集中修理工場(保険会社との契約工場)への入庫を促したようで、その連絡がユーザーからあった。

 

 保険会社が、自社が契約している集中修理工場に、弊社のユーザーに直接連絡して入庫先を換えさせようと交渉してきているが、こういった行為は違法ではないのか?という苦情が事業者からあった。

 

  今年からブログでの公開日を1~3日程度に短縮しています。
    この続きに興味のある方は以下にてご購読をお願いいたします。

 

 

note.com