整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

一言多くても、足りなくても


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 車検を実施した一週間後、家内とドライブに出かけたその道中(走行中)、エンジンが数回止まった。

 

    相談者は、エンジンがいつ止まってもすぐに路肩に止められるよう、常に走行車線を走り、道路状況に細心の注意を払いながら何とか目的地に到着したという。

 

  到着した目的地から車検を実施した事業者に連絡をして車の引き取りを依頼し、出先で用が済んだタイミングで事業者の整備士から「到着した」という連絡が入った。

 

  車に戻り、引き取りに来た事業者の整備士に車のカギを預けた。


 整備士がエンジンを始動し、ボンネットを開けていきなり「点火コイルの不具合い(リーク)です。不具合は1個だけですが、他のコイルが間を置かず壊れることは珍しくありません。1個○○円で全て交換すると○○円です。1個だけ交換しますか?それとも全て交換しますか?」と言われ、思わず「有償なのか?」と聞き返してしまった。

 

  車検が済んだばかりの故障なので修理代については事業者が負担しなければならないものだと思うのだが。

    とりあえず車は持って帰ってもらうことにし、電車で帰ったが修理については保留にしてある。

 しかし、どう考えても私に落ち度はないと思うのでそちら(当方)に電話をさせてもらった、という相談。

 

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