整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

中古車でもクーリングオフ


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 欲しい車をネットで検索していると他府県の整備事業者のホームページに色、装備、年式等の条件が私の希望に合致する車が掲載されていた。

 電話をかけて車の在庫を確認し購入(現物の確認はしていない)したというユーザーからの苦情。

 

 事業者の所在地が県外ということもあり、やり取りはほとんどメールで車庫証明を含む必要書類については電話で指示を受けて揃え、確認して郵送。

    その書類を受け取った事業者が車検を受け、車は二週間ほど前に納車された。

 

 先日、その車にガソリンを入れに行くとガソリンスタンドの整備士がタイヤを見て「タイヤの偏摩耗が著しくトレッド面に割れや亀裂がある」といった。

 それと「このタイヤは生産されて15年以上経過しており、このまま乗るのは大変危険だ」といわれて驚いた。

 

 タイヤは当該ガソリンスタンドですぐに新品に交換してもらった(古いタイヤは写真に収めている)が、そんな状態で車検に通ったことが納得出来ず、購入した店に連絡したところ『保証無し現状販売』を盾に取り合ってくれなかった。

 

 近くの取り扱い販売店に苦情を言ったが「弊社で販売したものでもなく関係ない」と言われてこちら(当方)を紹介された。

 

 自動車業界というのはこんなにいい加減なものなのか?

 

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