整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

覚えていない高齢者


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 弊社の昔からのユーザーだが、高齢になったからか最近は耳が遠くなり、物忘れも増えた。

    それに元々運転は上手な方ではないが、それに付随するよう自損事故も増えた。

    とはいえ、日常会話や振る舞いには何ら問題もなく、どちらかと言えば足腰もしっかりしている。

    車がないと生活が成り立たない地域でもあることから顔を見れば『安全運転』を伝えるようになり、そのたびにユーザーも「わかった、わかった。年寄り扱いするな」と笑っていたのだが・・・。

 

    数ヶ月前、いつものように(人損こそないが、自損事故は本当に増えた)このユーザーから自損事故をしたと連絡があり、修理をすることで預かり、弊社の代車を出したのだが今度はその代車で結構大きな事故をされた。

 

 この代車での事故自体は問題ではない。

 問題は、弊社の代車で事故をしたことは覚えており『弁償する』とも言っているのに、自分の車で単独事故を起こし、現在修理で預けたことを覚えていないという奇妙な状況が問題になっている。

 

掲載して1ヶ月が過ぎたので続きは以下に移動しました。

 

 

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