整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

瑕疵担保責任の除斥期間


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 2ヶ月前、車検が半年以上残っている17年落ちの軽自動車を『保証なし現状販売』で購入したという、ユーザーからの苦情。

 

 車が通勤途中に止まり、再始動しなくなった。

 原因はエンジン本体でオーバーホールするか載せ替えるかしなければならないと言われ、車は今、購入した整備事業者にある。た。

 

 事業者は「工賃を自社で持つから中古エンジン代金(約20万円)またはオーバーホールなら部品代を当方(相談者)に負担して欲しい」という。

 しかし、『保証なし現状販売』とはいえ、購入後わずかな期間でこのような重大な故障が発生してなぜ当方が金銭を負担しなければならないのか、というもの。

 

 相談者から販売店に電話をしても構わないという許可を得たので電話をしてみた。

 

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