整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

2年前の車検金額の倍


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 例え話はいい。でも抽象的な説明はNG。

 説明は出来るだけ噛み砕き、具体的に。

 歯医者さんの説明を真似するといい。歯科医の説明は本当にうまいと思う。

 

 

 4年前に購入し、2年前に初めて車検を受けた時は6万5,000円程だった。

    今回の車検も同じ位だと思い、同じ事業者に持ち込んだ。

  (中古車で購入したということだな)

 その時の話では、費用(概算見積りではない)は「走行距離から考えて消耗品の交換が多くなりそうなので前回よりは高くなる」というようなことだった。

 

    一応、「交換部品が増えるようなら連絡が欲しい」と言って預けて帰った。

 

    次の日の夕方、「車検が終わったので引き取りに来てほしい」という連絡があった。

    交換する部品の了解も確認も取られていないので予想外に安くあがったのかなと思い、引き取りに行ったところ、128,000円ほどの請求書を手渡された。

 

    消耗品部品であっても交換する際は連絡がほしいと言っていた。

 それが、概算見積り書も作っていないのに勝手に作業を進め、予定していた金額よりも多額(ほぼ倍)の請求だったので苦情を言うと「交換しないと車検に通らなかった」とか「お客様のためにも車のためにも交換しておくべきだと思った」とか言い訳のような説明しかしなかった。

 

    支払いは済ませたが、追加連絡がなかったことについては未だに不愉快で了承し難いというユーザーからの苦情。

 

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