整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

車検後2日目の温風


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    平成20年登録の軽自動車で走行30,000km。

 他団体に問い合わせをしたところ「自動車のことならこちらがいい、と紹介されて電話をさせてもらった」とけっこう『上からモノを言う』ご年配(声の雰囲気から)のユーザー。

 

    苦情内容は、「車検から戻ってきて2日目なのにエアコンが冷えず、暖かい空気しか出てこなくなった」というもの。

 

    車検は『ワイパーにチラシを挟んでいた事業者』にしてもらったという。

    チラシに表示されていた金額が安く、車検などどこでやっても同じだと思ってこの会社に電話をし依頼した、ということだ。

 

    ところが、実際に納車された時に支払った金額はそれなりでチラシどおりではなかったし、金額も不満だがエアコンについては『壊された』と思っている。 

 

    そこでこの会社に電話をしたのだが、物腰柔らかい女性が電話に出たので内容を説明し、「車検後すぐだったので対応してほしい」と伝えたところ、「担当に代わります」といってしばらく待たされ、工場の責任者だという男の人が電話口に出てきた。

 その人が言うには「話は事務員から聞いたが、当社では車検に関係のない部分(エアコン以外も)には触れていない。言いがかりをつける気か?」と居丈高に凄まれた。

 

 「言いがかりではなく、車検後すぐに壊れたのだから車検クレームとして対応するべきではないか」といったところ、「関係ない」と言われ、「関係ないとはどういうことか」と問い詰めると「文句があるならいつでも来い」といって電話を切られた。

 

 事業者のこういった応対に納得できず、他団体に電話をしたらこちらの電話番号を教えてもらった。

 この整備事業者をキツく指導し、私に謝罪させ、チラシの金額以上に払いすぎたお金を返金させてもらいたい。

 また、車検後すぐにこのようにエアコンが壊れるものなのかも併せて知りたい、という苦情・相談。 

 

 

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