整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

新車の塗装が浮いた

 


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 新車で購入して一年が過ぎた頃、ボディの複数箇所(フードパネルとルーフパネル)に2~3cmの大きさの塗装浮きが出来た。

  (なんだそれは?)

    購入した販売店に苦情を言い、クレームで塗装をし直してもらったが、この販売店の対応に不満がある。

    販売店とのやり取りを書面にまとめたので読んでから折り返し電話がほしい、と。

 

    新車で購入して一年が経ち、塗装浮き?

 

    ファックスで送られてきたのは細かい字でびっしり書かれた10数枚の手書きレポート用紙。

 内容は対応の不満を延々と綴るものでクレームに至った経緯が書かれている。

 

    相談者に電話をし、一時間以上話を聞いた後、販売店の担当、店長から書面の内容を確認したが、双方がいう内容に大きな差はなかった。

 

    ただ、販売店は塗装の浮きを外的要因が原因とユーザーに説明し、そのうえでメーカークレームではなく、自社クレームとして塗装を施し無償で対応している。

 

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