整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

提案を汲み取るのは懐次第

 

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 数年間使用していなかったバイクだが車検を受けようとしたところエンジンがかからなかった。

 取扱い専門事業者に「エンジンをかけ、車検を通すといくらくらいになるか」という概算見積りを依頼するため、引き取りに来てもらった。

 

 出来てきた見積金額は思ったより高額で思案の末、車検は受けないことにした。

 

 二輪事業者にその旨伝え、バイクを持ってきて欲しいとお願いしたら「納車時に見積り費用として5千円を支払って」と言われた。

 

    引き取り時にも電話でも車検の見積りに費用がかかることは聞いていなかったと伝えたところ、ちょっとした押し問答になった。

 

 見積りくらい(この言い方・意識は問題)で費用の請求があるとも思わなかったし、 「支払わないのなら納車しない」と言われ、たいへん困っている、というユーザーからの苦情。

 

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