整備士が知らない…かもしれない整備工場の苦情相談担当者の『ひ・と・り・ご・と』

整備士が整備工場で勉強しようと思っても出来ない整備に関わるユーザーからの苦情、整備工場からの相談を綴ります。法律的なところは専門家ではないので鵜呑みにせず参考程度に。古い話で記憶もあやふやですが自分の笑える失敗話や整備の話もほんの少し。依頼があれば事例内容を紹介する講習会もやります。実例を知ってトラブルを防止しましょう。

同じような相談、未収金の回収

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 「売掛金の回収方法を教えてくれると聞いた」といって電話をしてきた事業者からの相談。

 

 おそらく当方で行った講習会などに参加した人からの又聞きで電話をしてきたんだと思う。とりあえず注意点を話す。

 

 まず今ある売掛金は、相手がどういった人が多いのかと聞いたところ、殆どが近隣住民や相談事業者の友人。だから、催促するにしても『角』は立てたくないという。 

 

 最も金額が多いのは大型車の車検費用(保険・税金は受け取っている)で法人ユーザーだが経営者は相談事業者の幼なじみ。

 売掛になるのは、例えば車検が100万円だっとすると70~80万円は支払ってくれるが、残りは次の車検まで支払われないとか。


 もちろん完済はするがその間、別の車も入庫するので売掛の残債は常時、120~180万円で推移しているとか。 

 逆に少額では数千円という人もいる。少額の場合、請求書は送り続けているだけで切手代もばかにならない。

 少額の売掛は支払い時に手持ちがなかったとか財布を忘れたとかだと。

 

 相談事業者が困っているのは支払う部品代金の立て替えで、これがマイナスの大きな要素になっている。
 請求書は送り続けているのでいつかは払ってくれる、と思いつつ、これらを何とかしたいというのが相談内容。

 

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